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投資信託のパフォーマンス評価の指標

シャープ・レシオ

リスク(収益率の標準偏差)が同じであれば、「より高い収益を上げたほうが運用成績がよい」ということになります。このような評価をする指標として「シャープ・レシオ」というものがあります。シャープ・レシオは、アメリカの経済学者で、資本資産評価モデル(CAPM)の創始者であるウイリアム・シャープ博士が考案した、リスク調整後リターンの代表的な指標です。
具体的には、ファンドの収益率(リターン)から無リスク資産の収益率(通常コールレート等の短期金利)を除いた「超過収益率」をファンドのリスクである収益率の標準偏差で割って求めます。シャープ・レシオの数値が大きいほど、同一のリスクに対して大きなリターンを上げることができたと評価されます。

シャープ・レシオの計算式

標準偏差

ある資産の収益率のブレ幅は、統計学的に、その平均収益率の一定の範囲内に収まるとされており、この範囲を表すものを「標準偏差」といいます。たとえば、ある資産の平均収益率が3%で、その標準偏差の値が5%とすると、統計学的には、各期間の収益率は、1標準偏差(σ:シグマ)の範囲内である3%±5%に68.3%の確率でおさまるとされます。なお、投資の世界では、この標準偏差を、期待収益率に対するリスクの尺度とされます。

レーティング

投資信託の総合評価を、同一分類の投資信託ごとに行い、5段階の星印等で表示するものです。★印でファンドを評価する手法は、米国モーニングスター社が世界で初めて導入したものです。
この評価は、過去のパフォーマンスに基づくもので、将来のパフォーマンスを保証するものではありません。また、投資信託の評価機関ごとに分類方法や評価基準が異なるため、同一の投資信託であっても、投資信託の評価機関によって星の数などが異なることがあります。

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